ジャーマンシェパードを飼うということ
犬のイメージというと、ふわふわで可愛い!
家族の一員、癒し…など、
さまざまな意見が出てくると思います。
よくペットショップなどで見る犬たちは
まだ子犬ということもあってか
母性をくすぐられるようなものがありますよね。
ちなみにジャーマンシェパードは、警察犬や災害救助犬として活躍していることが多く
まずペットショップで見かけることはないかと思います。
大型犬の中でも特に警戒心が強い犬種なので、あまり家庭犬のイメージがないかもしれません。
なので訓練士の方に数ヶ月預けるという話を聞いたことがあるかと思います。
訓練に出すと無駄吠えや威嚇などが直ることもありますが、家庭に帰ってくると元に戻るという場合もあるようです。
わが家の場合は家を建てる前に数ヶ月預けていたこともあり、訓練に出すゆとりがなく😭
なんとか試行錯誤し、自分たちでトレーニングをすることを決めたんです。
※専門的なアドバイスは、通いの訓練士の方に来て頂き、お手伝いしてもらいました。
家は布カーテンではなくロールカーテンにし、
犬の目線の高さに、いたずらできるものは置かないようにしました。
なるべく家の中をシンプルにすることで、お互いのストレスもなくなりますもんね✨
お出かけの前後も変に構わないこと。
帰宅後もしばらくして落ち着いたら何事もなかったかのようにケージから出すようにすることで、分離不安症になることなく
留守番できるようになりました。
初めのうちは、寝る時1人になるとよく遠吠えしていたのですが、小さな照明をつけて1人で寝ることと暗さに慣れさせていきました。
なるべく無反応でいることが大事かなと思います。
待て、座れ、伏せをとにかく覚えさせ
家の中で大体のことはクリアできるようになりました。
今ではこちらのルーティンなども服で見分けて空気を読むので、家の中では本当に大人しく、散歩の催促以外はピーピー鳴くことはありません。
ジャーマンシェパードはかなり甘える性格です。
家族がやることを真似てみたり
撫でて欲しいと何度もお尻をつけてきたり
どこにいてもついていける範囲は全て全速力で追いかけてきます。
体も大きいので、もはやペットというより、家族の一員という感じです。
ただ、これはあくまで家の中での話。
家族以外の人間、動物に対する警戒心は
まるでよその犬をみているような感覚を覚えます…
これがジャーマンシェパードなのだと
しっかり自覚を持って飼う覚悟が必要だと思いますね。
もちろん訓練済みかどうか、性格の違いなどもあるので全てのシェパードがそうではないと聞きます。
アロハは特に警戒心が強く、神経質なタイプだねと、訓練士の方にも言われていました。
普段の散歩なら、反応はするものの
人はスルー。自転車、バイクはピーピー言いながらも言えば座ります。
でも動物は何をやってもだめです。
ドッグランで慣れさせようとしましたが、慣れとかそういう問題ではないと判断しました。
犬嫌いで苦手で逃げるというより、威嚇して自ら向かっていくので、散歩中小型犬と遭遇すると皆さん足早に去っていくか
抱っこして別の道へ…😭
普段かなり気をつけているので、大丈夫だとは思いますが、我が家は保険も入っています。
もしこれからシェパードを含め動物を飼う予定がある方は、念の為ペット保険の他、損害賠償特約を付けることもおすすめします。
※車保険の付帯で月々数百円で付けられるので、犬に限らず無制限で補償があるそうなので、どなたでも付けると安心だそうです。
とは言ってもジャーマンシェパードは基本的に頭が良い犬種。
運動必要量はかなり多く、お腹もデリケートですが、物覚えや簡単な言葉でのコミュニケーションには長けています。
一生懸命教えたことを理解してくれたりすると、とても嬉しいもので
きっと、ほかの犬とはひと味違う充実感が味わえるかと思います✨
もしこれから飼ってみようかなと思う方がいたら、参考にして頂けたら幸いです。
可愛い!だけでは飼えないですが、家族の一員として大切なパートナーになってくれるのは、シェパードかなと思います✨